大阪モザイク紀行①
先日、久しぶりに関西に行く用事があったので、かねてより見てみたいと思っていた
大阪のいくつかのモザイクスポットを巡ることにしました。
実は今まで、あまりモザイク作品などを自主的に見て回ることをしてきませんでした。
結構インドアで閉じていた私。
今も大して中身は変わりませんが、少しずつ、自分以外の人が創るモザイクに興味を覚えてきたりして。
今年はpodcastも始めたり、いわゆる有名どころであってもあまり気にしてなかったものを色々調べたり、
見て歩いたりすることが楽しく感じます。
さあ、そんな私がまず向かった一箇所目。
電車とバスを乗り継いでやってきました。
(途中何度も迷子になったのはいうまでもありません)
大阪舞洲(ゴミ処理)工場
フンデルトヴァッサー(Hundertwasser)デザインの建築で有名ですよね
写真などでは何度も見ていましたが、実物を見ることがなかったので、ここはハズせぬと突撃してきました。
舞洲に近づくにつれて見えてくる建物の感じはまさにテーマパークさながら。
思っていたより大きいな、というのが最初の感想。そして派手!
どこを撮っても全体が映らないので上手に写真撮れませんでした。。。
こちらは、申請すれば内部見学ができるのですが、この日は予約オーバーだったのと、
時間の余裕もなかったので断念しました。
予約サイトを見ると、土日なんかは結構予約埋まってます。
ちょっと(いやだいぶ)見学ツアーできなかったのが残念かつ心残りです。
ここのサイトで予約できます。
次回は絶対行きたい!
そしてすぐ近くにありますこちら
舞洲スラッジセンター
この建物もとっても目を惹きます。
大阪市建設局の下水汚泥処理場なんですが、見た目だけだと正直何の施設か全くわかりません。
この日は猛暑日だったこともあり、バスを乗り継いで見に行ったため時間の余裕なく
降り注ぐ太陽光線のおかげで体力の余裕もなく(笑)
あたりをウロウロして写真を撮っただけでもうヘロヘロでした(汗)。
外観だけ言えば、スラッジセンターの方がタイルの乱張りがよく見えてモザイク感がありました。
ここのサイトで見ると、見学の予約は必要なく、館内解放されていますが、祝日などは閉まっている場合もあるそうなので要チェックです。
さあ、もう次に行かないと。
向かったのは、ネットで見かけて気になったメトロのモザイク。
長堀鶴見緑地線
京橋「桜とかざぐるま」
蒲生四丁目「もくれんとコスモス」
今福鶴見駅「ハナミズキと星」
個人的にここの絵がとても可愛くて好きです。
星がお花になって、お花がだんだんてるてる坊主になってく様は、割とすごいパワーを感じたりなんかしたりして。
星の部分の青も綺麗で可愛いです。
これらのモザイクは、すべて改札の内側にあるので、モザイクだけ見て電車に乗れば課金されないという有難さ(笑)
ほんとはもう一駅同じ調子のモザイクがあったのですが(鶴見緑地駅)、時間の関係上回れませんでした。
これらは、1990年に開催された「花博」に合わせて作られたものということで、すべてお花がテーマになっています。
実は、私は幼少期、家族と神戸の親類を訪ね、一緒に大阪の花博に出かけた記憶があるのですが、残念ながら電車に乗っておらず、
これらのモザイクは見ておりませんでした。
当時、とても小さかった私の記憶では、花博はとても素敵な思い出として残っています。
その思い出を暫くぶりに思い出しました。
モザイクはどれも圧巻で素晴らしく、このような仕事が今に残っていることに嬉しく思います。
これからも美しく残っていってもらいたい遺産だと思います。
さてさて、大阪モザイク巡りはまだ続きます。
(以下次回に続く)